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第1回 糖尿病が軽快してきた

 >> 糖尿病、発病

さて、まずは現況からお話ししましょう。先日2013年10月22日に病院検査を受けてきた数値は

空腹時血糖値:104mg/dl (基準値:70-109mg/dl)
HbA1c(NGSP):5.2% (基準値:5.5%以下)

糖尿病患者としてはまずまずの数値だと思います。そしてその16週間前、その時に私にとって大きな転機があったのですが、その際の数値は

空腹時血糖値:264mg/dl
HbA1c(NGSP):9.6%

と言うとんでもないものだったのです。

さぞかし野放図でいい加減な食事をしていたんだろうなと思われても仕方ありません。確かに雑な食事管理であったことは数値が示している通りです。

しかしながら、私は当時

すべての食事で主食抜き
野菜もイモ類・かぼちゃなど糖質の多いものは避ける
お菓子類にも手を付けない
外食でもご飯や麺類、パンなどには一切手を付けない

と言う、いわゆる糖質制限食は守っていたのです。それと直接は関係ありませんが、タバコは20世紀に捨ててきました。もう十数年吸っていません。お酒も普段は全く飲みません。仕事の都合で中国に行った時は深酒もありますが、ここ一年余り行ってませんし、日本国内では正月ですら飲まないことが多いのです。

昨今、2型糖尿病の食事療法のエースとして脚光を浴びてきた感のある糖質制限食、それをフルに利用しながらもなぜそんなに悪化したのでしょうか。そこには糖尿病患者が陥りやすい罠が待っていたのです。

医師会の方では糖質制限食に消極的なようですが、実際私が体験してきた中では糖質制限食の有効性は本物だと思います。単に体重を減らすことを目的としたカロリー制限や炭水化物6割のPFCバランスの取れた食事療法よりはるかに有効であったと実感はしています。それでも糖尿病患者が陥りがちな罠と言うのは存在するのです。

その辺りを含めてボチボチお話ししてゆきましょう。

次章:糖尿病、発病

 
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改版内容日付
△0初版公開2013-10-25
△1改版リスト追記2013-11-18