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第4回 糖質制限との出会い

 >> 糖質制限の成果

さて前回は、糖尿病の診断を受けてから8〜9年。病院の指示に従ってカロリーを制限し、食べたいものも食べず体重を維持して、出された薬はきちんと飲んだにもかかわらずあっさりと「悪化が進んだから入院してインスリン自己注射にしましょう。」と言われ、ブチ切れたと言うところまでお話ししました。

その時感じたのは、

所詮医者は他人事としか思ってないな。

と言うことです。まあちょっと考えれば当たり前の話で、一々患者の身になってたんでは医者だって体がいくつあっても足りません。だから当然のごとく糖尿病用のマニュアルに従って治療方針を立てるわけですからそれもやむを得ないでしょう。

でも患者の方にしてみれば身体は一つしかありません。これが使えなくなったら死ぬってことなんですからね。だからなんとか自分の納得できる方法を探したいわけです。

怒りに頭から湯気を立てながら帰宅した私はすぐにネット検索を始めました。幸いなことに糖質制限で有名な江部先生(京都の高雄病院理事長でご自身のクリニックも京都にお持ちです。)のブログにたどり着くのにさほど時間はかからなかったのです。

糖尿病治療に糖質制限食の導入を強く推しておられる先生は著書も数多くあります。



他にもいろいろありますが、アマゾンで普通に入手できますからまずは読んでみられるのも良いかと思います。

私もいろいろ読んで、正直半信半疑ながらそれでも理屈に納得できる部分が多々あったのでまずは実践してみることにしました。栄養指導などでよく用いられる6群基礎食品分類法に言う第5群だけを避ける方向で食生活の組み立てを見直したのです。

参考:6群基礎食品分類法(背景色は3色分類法に基づきます)
主たる供給栄養素主な食品主な働き
第1群 たんぱく質 魚、肉、卵、大豆製品 骨や筋肉を作る
第2群 カルシウム 乳製品、小魚、海藻 骨や歯を作り体の機能を調節する
第3群 カロテン 緑黄色野菜 皮膚や粘膜を保護する
第4群 ビタミンC 淡色野菜・果物 体の機能を調節する
第5群 炭水化物 穀類、イモ類、砂糖 エネルギー源となる
第6群 脂質 脂肪の多い食品・油脂類 エネルギー源となる


その結果、確かな手応えが感じられました。次章ではそのお話をさせて頂きましょう。

次章:糖質制限の成果

 
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改版内容日付
△0初版公開2013-10-26
△1改版リスト追記2013-11-18