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第10回 減量のためのダイエット1

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本論から少し外れますが、今日のタイトルに違和感を覚えた方もおいででしょう。しかし、一応これで正しいのです。たとえば消化器関連の手術を受けて体力を失った人が体力回復のために高カロリーの食事を摂り太る方向を目指すのもDiet=食餌療法だからとアメリカ在住の友人に教えてもらいました。

閑話休題、私が実際に行った糖質とカロリーを同時に制限する糖尿病対策のダイエットについて今日はお話ししたいと思います。

まず、このダイエットで一番活躍してくれたツールは表計算ソフトのMicrosoft Office ExcelとブラウザのFirefoxでした。食べ物のカロリーを知るには様々な方法がありますが、素材について調べたい場合は

文部科学省の食品成分データベース

が大変便利でした。単にカロリーを知るだけではなく三大栄養素のほか、廃棄率、水分、ミネラル総量(灰分)がデフォルトで表示されます。さらにはオプション指定を行うことでミネラルの内訳13種類、ビタミンの内訳21種類、脂肪酸の総量、脂肪酸の分類ごと(飽和・モノエン・ポリエン)、ポリエンのタイプ(n-3、n-6)、脂肪酸の種類ごとの内訳46種類、アミノ酸グループごとの総量3種類、アミノ酸の内訳19種類、kJ表示の熱量、コレステロール、食物繊維、食塩相当量、その他と、およそ食品分析に係るありとあらゆるデータが調べられます。

私はまずエクセルで三つの表を作りました。それはこのようなものです。

画像はすべてクリックで別窓拡大します。


これはご覧の通り調べた食品とカロリー、糖質量を記録するための物です。別になくても良いようなものですが、上で紹介したデータベースでは調べられないもの、たとえば外食メニューや出来合いのお惣菜、自分でよく作るメニューなどを記録しておくと手間がうんと省けるので作りました。



二番めは毎日口にしたものを記録する表です。これが一番重要になりますね。

拡大してご覧いただくと判るように、表の右側に[単位熱量],[単位糖質]と言う欄があります。ここには先に示した表に記録されているカロリーと糖質量をコピーします。そして[倍数]欄にはそのデータの基準になった量の何倍を食べたかの数値を入れるのです。たとえば100g単位で記録されているデータの食べ物を120g食べたら1.2、小さじ1杯単位で記録されている調味料を大さじ一杯使ったら3と言う要領で入力します。そうすると[熱量],[糖質]欄に計算結果が表示され、縦に集計して摂ったカロリーと糖質が表示されるように計算式を設定してあります。

最初は三大栄養素全部も表示していたのですが、入力も手間ですし確認のために見る時でも結構面倒なので、長続きさせるためにデータの種類は必要最低限にして、他のデータは気になった時、必要な時に手動で見るようにしました。

さて、この項目は長くなるので一度ここで切って続きは次章に譲りましょう。

次章:減量ためのダイエット2

 
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改版内容日付
△0初版公開2013-10-30
△1改版リスト追記2013-11-18