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第28回 【レシピ】低糖質チョコカスタード

 >> 低糖質生チョコ


バレンタインデーも間もなくですね。チョコレートを貰ってもなかなか食べられないわけですが、そもそも誰もくれないから心配する必要もないわけでして・・・(涙)

それでもチョコレートって美味しいですよね。今回は前々回のクリーム蒸しパンで作った低糖質のクリームをチョコレート味に作り変えてみました。今回ご紹介するのはクリームのレシピだけですが、それだけ舐めるってのも味気ないので、前々回作った蒸しパンの8枚切りサイズの物に掛けてみました。

画像はクリックで別窓で拡大します。


上に掛かっているクリームが今回作ったものです。下のスポンジ状の物は前々回紹介した蒸しパンです。そちらのレシピは前々回の物をご覧ください。重さはクリームだけで20グラムぐらいです。

カロリーなどは使用した材料などからの推定ですが、クリームだけで20gあたり約35kcal、糖質は1.1g含まれています。クリームとしては充分低糖質だと思いますが、チョコレートの味をしっかりつけるためにカカオマスとココアバターを使いますので、脂肪分を抑えるため脱脂粉乳を使っています。このため、それに由来する糖質の量が多くなるのは否めません。脱脂粉乳の代わりに50〜80mlの生クリームを使うと糖質はぐっと抑えられますが、今度はカロリーが跳ね上がります。痛し痒しってところですね。

また今回はチョコレートの味をうまくバランスさせるため全体量を前々回の二倍量で作っています。前々回と同じ量だと容器に付くロス分などがもったいない感じになりますから。 ※甘味料に使用されている基材で、カロリーを持たず血糖値を上げないエリスリトールは糖質にカウントしていません。従って大半は脱脂粉乳に由来する糖質です。

これも小麦粉や小麦グルテンを使っていませんので、あらかじめ材料メーカーに小麦などと製造ラインを共用していないかを確認してもらう必要がありますが、小麦アレルギーの人にも召し上がっていただけるかもしれません。

ではレシピを紹介しましょう。参考として一部の材料の名前は通販サイトへのリンクになっています。


熱湯180ml
脱脂粉乳(スキムミルク)24g
卵黄2個分
カカオマス10g
ココアバター3g
甘味料(エリス3)25g
グアーガム3g
グアーガムの通販リンクが英語で表示された場合、
画面左上の言語選択で"Japan(日本語)"を選んで下さい。


作業する容器は電子レンジで使える物を準備して下さい。

グァーガムは計量して乾燥したまま紙の上にでも準備しておきます。

卵黄を泡だて器で撹拌して甘味料をすり混ぜます。

ココアバターカカオマスは包丁で刻みます。カカオマスが薄いペレット状に加工されている場合はそのまま使えます。

脱脂粉乳に熱湯をくわえて溶かし、そこにココアバターカカオマスを入れて良く混ぜます。ココアバターはすぐに液状の油になりますが、カカオマスは良く混ぜないと溶けません。もし冷めてきて溶けにくいようであれば電子レンジなどで再加熱して下さい。

溶けたら、それを撹拌した卵黄に加えて良く混ぜ、さらに準備しておいたグァーガムを加えてさらに撹拌します。

全体にゆるいとろみが出たら電子レンジに掛け、10秒〜20秒ごとにドアを開けて撹拌する作業を繰り返します。クリームに角が立つ程度になったら金属製ボウルに移し替えて氷水で容器ごと冷やして出来上がりです。

チョコレート味のクリームは、たとえば大豆パンなどとも良く合いますし、おから蒸しパンに付けて食べると止まらなくなりますよ。(笑)

次章:低糖質生チョコ

 
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改版内容日付
△0初版公開2014-02-07