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第29回 【レシピ】低糖質生チョコ
>> 食物繊維のカロリーバレンタインデー直前になって昨年初めに作っていた物を思い出しました。遅きに失した感があるのですが・・・申し訳ありません。もし材料をお持ちでしたら参考になさってください。また、ご自身で食べられる分にはバレンタインデーは関係なく夏場の温度管理が難しい時期を外せばいつでもお作り頂けます。
生チョコです。
画像はクリックで別窓で拡大します。
ちょっと手間はかかりますが、慣れれば好みで甘さなどを調整して市販の物よりおいしくできると思います。
カロリーなどは使用した材料などからの推定ですが、100gあたり約475kcal、糖質は約4.0g含まれています。さすがにチョコレートですからカカオマスとココアバターと言う脂質の塊が中心のお菓子ですのでカロリーは高くなります。それでも糖質は大変少なくできますので糖尿病をお持ちの方でも安心して召し上がっていただけます。それにチョコレートを一回で100グラムも食べる人はそうそういないでしょう。(笑) 写真に写っている量全部で40グラムくらいです。
※甘味料に使用されている基材で、カロリーを持たず血糖値を上げないエリスリトールは糖質にカウントしていません。従って大半はカカオマスに由来する糖質とクリームに含まれる乳糖です。
これも小麦粉や小麦グルテンさらには卵も使っていませんので、あらかじめ材料メーカーに小麦や卵などと製造ラインを共用していないかを確認してもらう必要がありますが、小麦アレルギーや卵アレルギーの人にも召し上がっていただけるかもしれません。
ではレシピを紹介しましょう。参考として一部の材料の名前は通販サイトへのリンクになっています。
熱湯 | 45ml |
甘味料(エリス3) | 45g |
大豆レシチン | 10g |
冨士クリーミー 160g | 1缶 |
カカオマス | 70g |
ココアバター | 100g |
ココアパウダー | 10g |
作業する容器はステンレスボウルと手鍋、泡だて器。それにバットとクッキングペーパーを準備して下さい。
甘味料エリス3に熱湯をくわえて溶かし、そこに大豆レシチンを入れて軽くかき混ぜます。この段階では大豆レシチンはきれいに溶けませんが気にせずに進めて下さい。さらに冨士クリーミーを1缶全部入れて湯煎に掛けます。
湯煎の温度は少々高くても(下のお湯が弱く沸騰していても)大丈夫です。湯煎に掛けたら、そこにココアバターとカカオマスを入れます。カカオマスはリンクの物のような薄いペレット状やフレークであればそのまま投入してOKです。もし固まりであったら包丁で刻んで下さい。ココアバターは包丁で薄く刻んで投入します。刻む際に飛び散りやすいので注意して下さいね。
全部入れたら手を休めず均一になるよう撹拌して下さい。目安として7〜8分以上は撹拌されることをお勧めします。つややかな感じに混ざったら湯煎から下して、今度は冷水を張った鍋にボウルを移動させてさらに撹拌を続けます。この温度調整の際に撹拌をさぼると失敗します。場合によっては氷水を使って、7〜8分でボウルの外側から触れて人肌以下程度になるまで温度を下げたら、すぐにクッキングペーパーを敷いたバットに流し込んで下さい。あまり大きいバットを使うと薄くなりすぎますので、20〜25センチ角ぐらいが良いでしょう。
それを冷蔵庫に入れて24時間以上冷やします。2〜3時間たったら表面が固まってますので、ラップなどを掛ける場合はそれ以降にしてください。このチョコレートは生チョコですので完全には固くなりません。ですから24〜48時間程度冷やしたらクッキングペーパーを持ち上げてまな板に移し、包丁で好みのサイズにカットします。その際切り口が簡単に再癒着しますので打ち粉としてココアパウダーを使います。砂糖も何も入ってない純ココアを使って下さいね。
なお、作業性の良さと乳脂肪分のバランスから缶入りクリームの冨士クリーミーを指定していますが、普通の生クリーム(乳脂肪分35〜48%程度のもの)を使ってもできます。その場合は大豆レシチンを20g程度に増やし、生クリームを150ml入れて下さい。もちろん水分で乳脂肪分を下げることもできますが分離しやすくなるので注意が必要です。
食物繊維のカロリー
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改版 | 内容 | 日付 |
△0 | 初版公開 | 2014-02-10 |