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第34回 阪神大震災が原因?

 >> 低糖質ビスコッティ


質の良い睡眠が健康を維持する上で非常に重要であることは、誰もが経験則的に知っていることだと思います。それだけではなく、最近質の良い睡眠についての啓蒙活動が盛んに行われているようでもあります。

厚生労働省のe-ヘルスネットにある情報によると、健康な人が10時間の睡眠をとった日と比較して、4時間睡眠を二日続けただけで食欲を抑制するホルモンが減少、逆に食欲を亢進するホルモンが増えるとのこと。そう言えば徹夜仕事とかオールナイトで遊んだ時なんて、単に起きている時間の長さでは説明できない空腹感って経験ありますよね。

>>> リンク 厚生労働省・e-ヘルスネット [ 睡眠と生活習慣病との深い関係 ] >>>

また、最近話題になったこの本ですが、シカゴ大学の研究成果の引用として紹介されているデータによると、

健康な若者の睡眠時間を4時間に制限したところ、たった一週間で初期の糖尿病患者のような高血糖状態になった。

とされています。詳しくは本を読んで頂くとして、実際睡眠不足ってやつは思ったより危険なものなのかもしれませんね。

以前にもお話しした通り、私は若いころ会社勤めで設備設計の仕事をしていました。阪神大震災からの復興に関連して、ほぼ1年半休みなし、家に帰れるのも2〜3日に一回。平均睡眠時間は4時間も取れるようなぜいたくは許されないほどの厳しさでした。毎日会社に泊まりこんで設計台の横の床で3時間ほど仮眠をとるのが普通と言った有様です。

言ってみればブラック企業状態なんですが、しっかり時間外手当が付いたおかげで、収入の方はその一年半ぐらいの間かなり多くなりました。おまけに昼食以外の食事は会社持ちと、お金を使う暇がないので貯金も。(笑)

そして、その忙しさから解放された翌年の健康診断で糖尿病と診断されてしまいました。今から思うとその忙しさも原因だったのかもしれませんね。当時はタバコもよく吸っていました。喫煙・不規則な生活・睡眠不足。まだ30代の若さだったから身体は持ったように思っていましたが、40歳の声を聴いた途端糖尿病です。

生活習慣病ですから生活習慣に原因を求められるのは当然として、どこかで睡眠不足ぐらいじゃ病気にはならないだろうと言う自分の健康に対する過信があったのかもしれません。

ただまぁ・・・健康を害したのは残念ですが、働きづめに働いた経験はそれなりに得るところも少なくなかったと思います。とことん働くと言う経験を積むためにも、健康を害する危険性を減らす情報を持つことは重要かもしれませんね。


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改版内容日付
△0初版公開2014-03-25