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第39回 減量計画終了

 >> ストレスと糖尿病


さて、先日今回の検診結果をエントリにしましたが、この一連の減量と血糖コントロールについてひとまず成功したと言う事にしようかと思います。これからも維持してゆくわけですから終了ってのは語弊がありますが、一区切りと宣言しておかないとこのサイトののネタになりにくいので。(笑)

開始したのは昨年の7月2日です。だから今月いっぱいが区切りになるのですが、8週間ごとの受診ですから次の受診日は7月末になってしまいます。なので検査数値については48週目の今回で一区切りです。

一連の流れについてはこのサイトを最初からご覧いただければ大まかにつかめると思います。

検査数値については変動があったものの、だいたい落ち着いてきたと見て良いでしょう。と言う事で開始時と現在の血液検査の値と体重を比較したのが以下の数値です。

検査項目2013年7月2日 2014年6月3日基準値
空腹時血糖 [mg/dL]  
264
105
70〜109
HbA1c[%]9.65.8≦5.5
中性脂肪[mg/dL]1123540〜149
LDL-c[mg/dL]
(悪玉コレステロール)

11110065〜139
HDL-c[mg/dL]
(善玉コレステロール)
51.797.540.0〜99.9
BMI
(体重kg)
27.4
(83.0)
21.3
(64.6)
18.5〜24.9
(56.0〜75.3)


まあまあ、我ながらよく頑張った方じゃないかと思います。やっぱりブログのネタにするという目標があると体を張れるってことななのかも知れませんね。(笑)

ただ、この数値だけを見ると糖尿病の治療には減量=カロリー制限こそが有効なように勘違いされる恐れがあります。ですから念のため補足しておく必要があるでしょう。

もちろんカロリーは制限しました。体重を短期間で落とすにはカロリー制限なしに行うのは無理です。

この体重変動のうち66.6kg(BMI=22.0)までの減量は48週間のうち最初の15週間で行いました。

だからその間最も厳しい期間は1日1,000kcalまで落とした時期もあります。しかし糖尿病の治療と言う目的があるので、それだけでは極端な血糖値変動を招きかねません。

と言うのもカロリーを落とすのに一番手っ取り早いのは脂質を摂らないことだからです。しかし安易に脂質を減らすとその分を糖質で摂取することに繋がります。たとえば2,500kcalのうち500kcalずつを脂質と蛋白質から摂っていた人が脂質をゼロにしてその分を同じ重さの糖質に置き換えたとすると、それだけで277kcalを減らせることになるんです。

単純計算で1か月1.2kgの減量が可能になる数値ですね。しかし一方で糖尿病患者がその糖質を一日三食に均等割して摂ったとすると、毎食およそ60mg/dL程度の余分な血糖値上昇を招くことになりjます。

だから今回はカロリーと糖質を同時に制限してこの結果を得たと言う事なのです。ドクター江部が推奨されているほどストイックな糖質制限でもありませんし、当初思っていたより若干甘めの数値になったことは否めませんが、一日当たり113g以内の糖質摂取量になるよう自分基準を設け、結果としてだいたい一日90g程度に抑えられたんじゃないかと思います。

この減量を始めてから体重計も新調しました。体重計を見るとリアクタンステクノロジーって書いてあります。体脂肪計はインピーダンスを測定していると思ってたんですが、インピーダンスの虚数部分だけを取り出して測る技術ってことなのでしょうか。

写真がないのも寂しいのでその体重計の数値でも載せておきましょう。角度の関係で陰になって見難いのはご容赦ください。

あまり意味はありませんが画像はクリックで別窓拡大します。



























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改版内容日付
△0初版公開2014-06-16